社員コラム

社員コラム

賞与に向けて、人事評価の季節になってきました!

2014.11.04

今回は評価シートのご紹介をしたいと思います。

人事評価シート
人事評価シートとは、人事評価制度を実践する基本ツールです。
半期に一度の自己評価と上司評価と院長評価を行う際に、評価のベースとなるのが評価シートです。

縦軸には仕事の項目が並び、横軸には仕事の完成度が並びます。
仕事の項目は、業務の正確さ、業務のスピード、報・連・相、コスト意識、整理整頓などがあります。
職種ごとの項目は、治療知識、事前準備、口腔内の診査、手術介助などがあります。
また医院の業績を反映させる、新患の増加、リコール患者の増加、中断患者の減少などもあります。
本人の仕事の成果もこの項目で反映させることが出来ます。

また、人事評価シートはスタッフの教育ツールにもなります。
新人スタッフは、評価シートにある評価項目を意識して取り組むことが出来ます。即戦力化が図れます。
給与への反映はしない前提でも、半年に一度評価シートを記入し、各スタッフの教育に活かして下さい。

もちろん、この評価項目は業種によって異なります。
歯科専門サイトhttp://yumeshika.com/tool-downloadにて、評価表のサンプルを無料公開しています。
宜しければ、この医院向けシートを参考に他の業種の評価シートを作られてはいかがでしょうか。

増収・増益.com

担当 竹田元治

  1. 2014/11/04(火) 12:00:00|
  2. 医療経営

スタッフに任せる方法 1

2014.09.10

前々回のコラム「スタッフに任せる方法」の続きです。

話し合い、耳を傾け承認する。
任せる意図を伝える。任せた後はどのような管理するかを決める。任せられるスタッフの意思を尊重する。

新たな仕事を始めることは誰でも不安になります。新たな仕事を任せる際は、その仕事の目的、内容、完成度合いを共有することが大切です。今回の内容は、仕事を任せる際にしなければいけない4つのポイントをお伝えいたします。

目的とは、仕事を進める目的
例えば、データの収集等の資料作りは、なぜこの仕事が必要か。この資料をどのように活用するか。その上で、なぜこの仕事の担当に選んだ理由も伝えることで、モチベーションの高い状態で仕事に取り組んでもらえます。

内容とは、仕事の内容
仕事の内容はもちろん伝えなければ進みませんね。場合によっては、イメージで仕事を進めてもらうこともありますが、ここではそのパターンは考えません。

例えば、スタッフミーティングなどの会議を任せる等の場合です。何分で終わるか。どの議題を話し合うか。どのような雰囲気で進めるか。どのような結論を求めるか。等々の議事録の様式を作り、様式の進行に沿って進めてもらいます。

完成度合いとは、仕事の終着点
完成度合いは、先にゴールのイメージを共有した状態で仕事を進めることです。この点を疎かにしてしまうと、仕事が完了した際に初めて終着点が違うことに気付く結果になってしまいます。必ず、完成度合いのイメージや終着点を共有した上で、仕事の期限を確認した上で進めましょう。

最後は、
任せたスタッフの意思を尊重する
責任と権限を意識して、担当者の自由度も伝えることで、担当者が主体性を持って楽しんで仕事を進めることが出来ます。この点もスタッフの力量に合わせて、自由度、担当者の裁量範囲を伝えましょう。

次は、「 スタッフに任せる方法 2 」をお伝えいたします。

9/28(日)歯科戦略MG(マネジメントゲーム)セミナーを開催します。歯科経営をシミュレーションし、歯科会計を学びましょう。

増収・増益.com

担当 : 竹田元治


  1. 2014/09/10(水) 12:00:00|
  2. 医療経営

収入を理解して目標を立てる!!

2014.07.15

収入は《Volume(数)×Price(単価》で決まる!

医院の保険収入は、患者数と1回診療単価で決まります。一回診療単価は550~650点が平均です。
であれば、医院毎に大きな差が出るのは、患者数になります。
(週5回の診療日で一日8時間の診療時間の医院)

1時間に2人を見る医院   2人×8H×5日×4週=320人
単価600点では、     6000円×320人=192万円(19万点)
1時間に3人を見る医院   3人×8H×5日×4週=480人
単価600点では、     6000円×480人=288万円(28万点)
もちろん、どの医院にも診療方針はありますが、保険収入の計算する上では、この結果になります。
ご参加頂いたDrの声も、保険診療収入は1時間当たりの人数を増やすことに一番知恵を絞っているという事でした。

チェア台数から目標人数を決める!

チェア台数からの目標は、1日1台当り10~15人です。まず1台10人で考えますと、

3台チェアの医院 10人×3台×5日×4週=600人
単価600点では、6000円×600人=360万円(36万点)

4台チェアの医院 10人×4台×5日×4週=800人
単価600点では、6000円×800人=480万円(48万点)

となります。もう少し掘り下げて、チェア台数から逆算して人数を計算しますと、

3台チェアの医院は、
月600人÷20日÷8時間=1時間に3.75人
→ 院長一人当たり時間16分となります。

4台チェアの医院は、
月800人÷20日÷8時間=1時間に5人
→ 院長一人当たり時間12分となります。

チェア台数からの収入目標と一人当たり時間を意識するようにして下さい。

 毎月20日前後に点数予測をする!

また、毎月の目標値は月末だけでなく、20日前後に確認して対策を立てることで効果が上がります。それは、数値目標を意識している表れが成果と結びつくからです。6月29日開催のセミナーで、6月の収入予測が記入出来た院長の大半は、一か月当たりの保険点数が50万点以上でした。

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担当:竹田元治
  1. 2014/07/15(火) 12:00:00|
  2. 医療経営

スタッフに任せる方法

2014.04.10

最近は優秀な衛生士が増えており、医院の業績を左右する比重は年々重みを増しております。
結婚しても育休を取得して1年半で復帰する衛生士も増え、今までは腰掛け的な採用でも良かった雇用関係が、終身雇用を考えた雇用関係を考える必要が出てきました。これからの医院マネジメントにおいて、女性スタッフのモチベーションを上げ続け、成長させ続けることは大変重要になるでしょう。

 スタッフに業務を任せることを難しく考える院長と多く会います。その理由を聞いたところ「どのようにして任せればよいかわからない、任しても失敗があれば一からやり直さないといけない、任せることをスタッフが嫌がるかも知れない等」の声が聞こえます。このような声に対しては、山本五十六さんの「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」人を動かす名言のあとに続く言葉がヒントをくれます。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」です。


私なりに業務を任せることが苦手な院長に実践頂きたい部分を3点上げました。


①話し合い、耳を傾け承認する。

 任せる意図を伝える。任せた後はどう管理するかを決める。任せられるスタッフの意志も尊重する。

②任せて、やっている姿に感謝して見守る。

 任せてみる。任せたことをやっている姿勢に感謝する。任せたことには簡単に口出しせず見守る。

③信頼するから人は育つ。

 全面的に信頼して任せ続ける。修正点がある場合は定期的にまとめて伝える。成功体験をしたスタッフは次の業務を求める。

次は、この3点を一つずつ詳しく説明させて頂きます。


担当:竹田元治


  1. 2014/04/10(木) 12:00:00|
  2. 医療経営

医療法人の財産の帰属先

2013.11.20

平成19年の医療法改正により、「持分の定めのある」医療法人(経過措置型医療法人といいます)の設立はできなくなりました。
平成19年4月1日以後に設立される医療法人は、持分の定めのない医療法人 「基金拠出型医療法人」となります。
この改正により残余財産>(医療法人を解散し、清算した後に残った財産) の帰属先の制限がつくことになりました。

平成19年3月31日まで

医療法人の経営をされ、法人内部に留保している財産については、医療法人を解散した場合、残余財産の帰属を出資者にするように定款で決めることができていました。また、社員を退任した場合には、出資持分の払戻し請求をすることができていました。出資持分の払戻しを受けるときに、出資持分の評価が上がっていれば、当初出資した金額以上の財産を払戻ししてもらうことも可能でした。

平成19年4月1日以降

医療法人の残余財産は国、地方公共団体、公的医療機関の開設者、他の医療法人、医師会に限定されました。つまり、医療法人解散時に、社員などが、残余財産から出資持分に応じた額の払戻しを受けることはできなくなりました。
出資持分の定めのない医療法人では、出資金ではなく、基金を拠出して医療法人を設立することになります。(基金とは、医療法人の財産として拠出されるもので、法人の活動原資となるものであり、土地や建物などの財産を拠出する場合も含まれます。)

医療法人は、拠出者に対し、定款の規定に基づいて基金の返還義務を負うことになります。医療法人の開設にあたり、社員の方が医療法人にお金を貸しているというイメージです。(実際の貸付とは異なります。)

基金の返還にあたっては、これらを考慮する必要があります。
 ・利息を付けることができません。
 ・拠出者への返還額は拠出時の額が限度となります。
 ・返還には、定時社員総会の決議が必要となります。
 ・返還できる金額は、貸借対照表上の純資産額が基金の総額等を超える場合における 超過額が限度とされています。
  
 では、これから医療法人を考えるにあたって、しない方が良いのかと思われるかもしれませんが、複数の医院を経営したり、介護事業をしたりしようとお考えであれば、医療法人にする必要があります。また、医療法人の財産についてしっかりと管理をすれば、節税も含めたメリットがでるケースが多くあります。
 

 医療法人の設立の際には、是非ご相談していただければと思います。



担当:医療福祉部門 中村 和弘
  1. 2013/11/20(水) 12:00:00|
  2. 医療経営